日本KFC/3月期はテイクアウト・ドライブスルー好調で増収増益
2021年05月12日 10:40 / 決算
日本KFCホールディングスが5月12日に発表した2021年3月期決算によると、売上高896億5200万円(前年同期比12.6%増)、営業利益63億5400万円(32.8%増)、経常利益54億9800万円(69.1%増)、親会社に帰属する当期利益28億500万円(82.9%増)となった。
強みであるテイクアウトやドライブスルーがけん引し増収増益を確保した。基幹商品である手づくり調理の「オリジナルチキン」を年間通じて磨き上げた。オリジナルチキンのパック商品としてサイドメニューを選べてお得感のある「シェアBOX」(2020年4月)や3種のディップソースが付いた「ディップバーレル」(2020年7月)を発売し、コロナ禍のファミリー需要を支えた。
夏の定番商品「レッドホットチキン」(2020年7月)、創業50周年記念として発売した「デラックスチキンフィレサンド」(2020年6月)、手軽に食べられるツイスターの新メニュー「バジルアボカドツイスター」(2021年2月)が好評だった。
そのほか、カフェ需要の拡充として、「レモネード」(2020年4月)や「いちごチョコパイ」(2021年1月)を発売して話題となり、年間通じておいしさ、しあわせを届ける活動を継続した。
また、家庭での喫食率の急速な高まりに対し、テイクアウトやドライブスルー、デリバリーサービスの強化に努めた。非接触型サービスの拡充として、QR決済の全店導入に加え、ピックアップロッカーの試験導入やETC多目的利用サービスの試行運用に参加し、お客の買いやすさ向上に努めた。
配達代行を含むデリバリーサービスの実施店舗は、2021年3月末現在で376店舗となった。
店舗数は、22店舗(直営3店舗・フランチャイズ19店舗)を出店し、1138店舗となった。改装は、233店舗(直営59店舗・フランチャイズ174店舗)で実施した。
次期は、売上高956億8800万円(6.7%増)、営業利益57億9300万円(8.8%減)、経常利益50億1200万円(8.8%減)、親会社に帰属する当期利益28億3100万円(0.9%増)を見込んでいる。
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