ユニクロ/歴史的建築を利用したスペイン初の店舗オープン
2017年09月20日 18:05 / 店舗
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ユニクロは9月20日、スペイン初の店舗「ユニクロ パッセージ・デ・グラシア店」をバルセロナにオープンした。
ユニクロ パッセージ・デ・グラシア店は、バルセロナ中心部の目抜き通りグラシア通りに立地し、20世紀初頭に建設された歴史的な建物の地下1階地上3階の4層を占める、売場面積1730m2の店舗。
この建物の歴史的な構造や装飾と、ユニクロの店舗に特長的なデザイン要素を組み合わせ、ユニクロ LifeWearの最新のショーケースとして生まれ変わった。また、店内では、バルセロナと東京のつながりをさまざまな形で表現している。
1階から3階まで3フロアに渡る吹き抜けの上部は、建物の建造当時のステンドグラス窓で飾られ、大きなシャンデリアとともに、この店舗を象徴する一角となっている。また、この吹き抜けに沿って2階へと続く螺旋階段の壁面には、5m×9mの大型LED スクリーンを設置。「Stairway to Tokyo(トーキョーへの階段)をコンセプトとして、東京のさまざまな場所の日常を切り取ったオリジナルムービーを投影する。店舗を訪れる人に、ユニクロブランドのアイデンティティの一部である東京の今を紹介していく。
一方、1階と地下1階をつなぐ階段には、バルセロナの日常の風景をオリジナルの壁画に映し出した。MACBA(バルセロナ現代美術館)の前でスケートボードを楽しむ人や、公共の自転車シェリングサービスBicingを利用する人など、バルセロナに暮らす人々にとって馴染み深い光景が壁面を彩る。
また、2階のウィメンズフロアの一角では、復元された装飾天井と窓際に並んだガラスタンクの中で回転するマネキンがユニクロの店舗ならではのコントラストを演出。3階には、ヨーロッパの店舗と
しては初となるUTの専用コーナーを設けた。
ユニクロ パッセージ・デ・グラシア店では、LifeWear コンセプトにもとづくメンズおよびウィメンズ商品を幅広く展開。また、英国ブランドJW ANDERSONとの待望のコラボレーションラインUNIQLO and JW ANDERSONをオープン当日から発売するとともに、世界的ファッションアイコンのイネス・ド・ラ・フレサンジュ氏とのスペシャルコラボレーションラインもそろう。
これらの商品は、同店舗のオープンに先行してオープンしたユニクロ スペインのオンラインストアで、スペイン全土で購入できる。
また、オープンに合わせて、ユニクロのLifeWearコンセプトを体現する8人のローカルブランドアンバサダーを起用したブランド広告キャンペーンを展開。「Essentials for Life」をコンセプトに、サッカーFCバルセロナの元キャプテンのカルレス・プジョル氏ら個性的な8名を通じて、バルセロナの街と人々の個性やスタイルに溶け込むLifeWearの多様性を表現している。
ファーストリテイリングの柳井正会長兼社長は、「このたび初のユニクロ店舗をスペイン バルセロナにオープンできることを非常にうれしく、また光栄に思います。バルセロナのこの店舗は、スペインにおける最初の一歩です。ユニクロならではの買い物体験と、商品、カスタマーサービスをお客様にお届けし、今後スペイン主要都市への出店を目指していきます。また、11月9日にはスペイン2号店を同じくバルセロナにオープンする予定です」とコメントしている。
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