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チヨダ/3~11月は売上高2.0%増、営業利益25.8%増

2016年01月08日 13:55 / 決算

チヨダの2016年2月期第3四半期決算は、売上高1095億3700万円(前年同期比2.0%増)、営業利益78億9700万円(25.8%増)、経常利益82億5400万円(24.2%増)、当期利益40億9900万円(16.6%増)となった。

靴事業の売上高は829億1900万円(2.4%増)、営業利益は71億8000万円(17.2%増)となった。

ナショナルブランドとプライベートブランドを最適なバランスで共存させる「ハイブリッド政策」を推進し、顧客層の拡大と客単価の上昇を図った。

グローバルブランド統括グループを設置し、グローバルブランド各社との関係を強化し、スニーカーの品そろえ拡大、サイズ欠品の削減に取り組んだことで、スニーカーの販売は大幅に増加し、全社売上の増加に大きく寄与した。

プライベートブランドでは、オーガニックコットン「オーガビッツ」や「HARRISTWEED」のウール素材を使用した商品を発売するなど、新たな素材提案を積極的に実施した。

イタリアの注目デザイナーと提携し、イタリアンレザーを使用したブランド「クリスチアーノ・ロザーニ」を新たに立ち上げ、都市型店舗向けの高価格帯の品そろえを拡充した。

店舗業態戦略では、インバウンドや女性顧客を意識し、それぞれの立地特性にあった「立地対応型の店舗業態政策」を推進した。

主力業態である「東京靴流通センター」では、従来の赤ではなく、白い「TOKYO SHOES RETAILING CENTER」という看板を使用し、店内のイメージも刷新したニューモデル店への改装や新規出店を積極的に実施した。

新たな店舗フォーマットとして2014年秋に誕生した「シューズ・パレッタ」を、既存の「靴チヨダ」からの業態変更を中心として、14店オープンした。

チヨダで37店の出店と34店の閉店をし、アイウォークは3店の出店と5店の閉店を実施した。期末店舗数は1135店舗(1店増)となった。

通期は、売上高1439億円、営業利益96億円、経常利益100億円、当期利益52億1000万円の見通し。

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