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サントリー食品/1~9月、熊本地震による特損36億円を計上

2016年11月02日 11:20 / 決算

サントリー食品インターナショナルが11月2日に発表した2016年12月期第3四半期の連結決算は、売上高1兆658億1800万円(前年同期比4.4%増)、営業利益744億4000万円(6.5%増)、経常利益721億7100万円(17.1%増)、純利益364億2300万円(5.7%減)となった。

国内セグメントでは、「サントリー天然水」や「BOSS」を中心とした重点ブランドの強化に加え、「ブラッドオランジーナ」などの新しい価値を持つ商品の投入や、「伊右衛門 特茶」等の高付加価値商品の強化を通じ、新たな需要の創造に取り組み、増収増益。

国際セグメントでは、各エリアにおいて重点ブランドの一層の強化やコスト削減を実施した。欧州では、引き続き「Orangina」、「Oasis」、「Schweppes」、「Lucozade」、「Ribena」といったの主力ブランドに注力、アジアにおいては、販売体制や生産体制、事業基盤を更に強化したが減収減益だった。

なお、熊本地震による特別損失36億円を計上している。今後、損失に対する保険金を受け取る見込みですが、具体的な金額については現時点で未確定。

2016年12月期通期の連結決算は事業の状況および為替の影響を考慮し、修正。

売上高は前回予想比300億円減の1兆4000億円(前期比1.4%増)、営業利益が20億円増の920億円(前期並み)、経常利益は25億円増の890億円(7.4%増)、純利益405億円(4.6%減)を予想している。

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