ゲオHD/4~6月はリユース需要の高まりで増収増益

2023年08月17日 10:20 / 決算

ゲオホールディングスが8月10日に発表した2024年3月期第1四半期決算によると、売上高1067億2500万円(前年同期比31.1%増)、営業利益57億9000万円(43.8%増)、経常利益70億6800万円(49.5%増)、親会社に帰属する当期利益48億2800万円(59.1%増)となった。

<ゲオ>

リユース系リユース商材の動向は、リユース衣料・服飾雑貨は、物価高騰に伴う生活防衛策としてのリユース需要の高まりや、認知拡大により消費者にとって購買時の選択肢の1つになるといった消費スタイルの変化もあり、想定以上に推移した結果、リユース系リユース商材全体の売上は増加した。

メディア系リユース商材の動向としては、旧作ゲームソフトの購入においてもダウンロード版の普及が浸透してきており、リユースゲームソフトの売上は減少傾向となっておりましたが、人気ゲームソフトのロングヒットや、新作ヒットタイトルの前作需要創出によりリユースゲームソフトの売上は増加した。

リユースゲーム機器本体は家庭用ゲーム機「PlayStation 5」本体の流通量増加やヒットタイトルに恵まれ、売上が増加しました。また、スマートフォンやタブレット端末等のリユース通信機器は、市場の活性化に加え、新品価格の高騰による節約志向がリユース通信機器の販売に好影響としてあらわれ、メディア系リユース商材全体の売上は増加した。

新品商材の動向としては、昨年末から家庭用ゲーム機「PlayStation 5」本体の供給が改善し、さらに新作タイトルのヒットにも恵まれ、売上は増加した。また、外国為替相場の大幅な円安進行により、為替差益9億6600万円を計上した。

通期は、売上高4000億円(6.0%増)、営業利益130億円(22.4%増)、経常利益135億円(13.2%増)、親会社に帰属する当期利益70億円(23.2%増)を見込んでいる。

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