流通ニュースは、流通全般の最新ニュースを発信しています。





伊藤ハム/4~6月期は営業益が51%減

2013年08月08日 / 決算

伊藤ハムは8月8日、2014年3月期第1四半期(4~6月)連結決算を発表した。

売上高は1084億2200万円(前年同期比3.8%増)、営業利益は4億9000万円(51.7%減)、経常利益は5億4700万円(32.9%減)、純利益は2億5900万円(15.0%減)だった。

ハム・ソーセージは2.2%増収。主力のアルトバイエルンを中心に「腸詰ウインナー」の売上が好調だった。

調理加工食品などは6%減収。「ピザ・スナック類」
が売上を伸ばしたものの、外食産業向けの「チキン商品」が大きく売上を減らした。

食肉は8.7%増収。国内相場が総じて前年を上回る水準で推移したほか、鶏肉の販売量が増加した。

全体的に増収となったものの、原材料価格の高騰などがコストを押し上げ、利益率が低下。売上総利益は4%減少した。販管費を抑制したものの、営業利益は大きく圧迫された。

通期予想は据え置き。売上高を4560億円(前期比3.9%増)、営業利益を70億円(23.7%増)、経常利益を80億円(42.1%増)、純利益を52億円(25.4%増)と見込んでいる。

関連記事

関連カテゴリー

最新ニュース

一覧