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伊藤ハム/4~12月期は営業益36.1%増、構造改革進む

2013年02月08日 / 決算

伊藤ハムは2月8日、2013年3月期第3四半期(4~12月)決算を発表した。売上高は3425億1800万円(前年同期比2.3%減)、営業利益は70億8500万円(36.1%増)、経常利益は70億8500万円(11.7%増)、純利益は51億2400万円(23.2%増)となった。

ハム・ソーセージは歳暮ギフトが好調に推移する一方で、震災復興需要の反動減や企業間競争の激化などにより2.3%減収。

調理加工食品などは、惣菜子会社の事業譲渡が圧迫要因となったものの、ピザ・スナック類やコンビニエンスストア向けのベンダー事業が伸長したことからほぼ前年並みとなった。

食肉は下期に相場が回復傾向となったものの、上期の豚肉、鶏肉の相場が低迷した影響などで3.3%減収となった。

売上が減少する一方で、構造改革効果や原料価格が安定的に推移したことから、売上総利益はほぼ前年並み。構造改革によりコスト削減が進み、販管費が大幅に減少、利益を押し上げた。

通期予想は据え置いた。売上高を4400億円(前期比1.7%減)、営業利益を66億円(約2.29倍)、経常利益を65億円(47.7%増)、純利益を40億円(94.2%増)と見込んでいる。

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