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東京商工リサーチ/下期の想定レート、1ドル=95円・1ユーロ=125円が最多

2013年12月09日 / 経営

東京商工リサーチは12月9日、東証1部・2部に上場するメーカー99社の過半数が、ドル・円の下期の想定為替レートを1ドル=95円に設定していることがわかったと発表した。ユーロ・円の想定レートでもっとも多かった水準は、1ユーロ=125円。

ともに、期初予想でもっとも多かった水準である1ドル=90円、1ユーロ=120円から円安方向に見直した企業が多かったことがわかる。

3月期決算の主な電気機器、自動車関連、機械、精密機械メーカーのうち、2014年3月期業績見通しのなかで、10月以降の想定レートを示した99社を対象に調べた。

このうち、ドル・円の想定レートを1ドル=95円とした企業が50社あり、過半数を占めた。97円が18社、96円と90円がそれぞれ8社だった。一方、100円が6社、98円が5社。想定レートをもっとも円安方向でみていたのは、102円とした1社。

99社のうち、ユーロ・円の想定レートを示した76社をみると、もっとも多かったのは、1ユーロ=125円とした34社。ついで、最安値の130円が23社。期初予想でもっとも多かったのは、1ユーロ=120円。

なお、12月9日の東京外国為替市場において、ドル・円は103円台前半、ユーロ・円は141円台前半で推移した。

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