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アサヒグループ/NECの「ペーパーレス役員会議システム」導入

2014年06月10日 / IT・システム

アサヒグループホールディングスは6月10日、グループの役員会議などで利用することを目的に、ペーパーレス役員会議システムを導入したと発表した。同システムは、NECが同社製品「ConforMeeting/e(コンフォミーティング/イー)」を用いて構築した。

<アサヒグループホールディングス役員会議室でのシステム利用風景>
アサヒグループホールディングス役員会議室でのシステム利用風景

アサヒグループホールディングスの役員や、国内7社・海外1社の事業会社役員が参加する役員会議などで利用する。

21インチのタッチパネル型端末を用いることで、出席役員は会議資料の閲覧、専用ペンを用いたコメントの書き込み・共有、過去の会議資料の参照などが可能となる。さらに、各役員の自席・自宅パソコンやタブレット端末を用いて、外出先で資料の事前参照もできる。

新システムの採用により、役員間の情報共有や意思疎通を迅速化・効率化するほか、紙の使用量の削減、情報漏えいリスクの低減などを図る。一部の役員は、テレビ会議システムと組み合わせることで自社の会議室から役員会議に出席することができるようになり、出張費用の削減も見込める。さらに、会議直前の資料差し替えなどがスムーズとなり、会議を準備する事務局などの負担軽減も期待できるという。

アサヒグループは今後、中国や東南アジア地域の子会社が、同システムを利用して役員会議に参加する形を検討していくとしている。

■NEC ペーパーレス役員会議システム「ConforMeeting/e」紹介ページ
http://jpn.nec.com/conformeeting/e/index.html

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