デサント／4～9月は売上高13.8％増、営業利益47.5％増

デサントが10月30日に発表した2015年3月期第2四半期決算は、売上高571億3400万円（前年同期比13.8％増）、営業利益36億7000万円（47.5％増）、経常利益39億1200万円（49.5％増）、当期利益27億7500万円（53.1％増）となった。

当期を2年目とする中期3か年計画「Compass2015」の達成に向けて、「海外事業の更なる拡大」と「国内事業の再建」を事業方針とした。

「海外事業の更なる拡大」では、東南アジアのマーケティング拠点として香港支店を設置、欧州エリアでの「デサント」の事業強化を目的に欧州リエゾンオフィスをスイスに設置した。

「デサント」のリテール事業強化を目的に日韓共同プロジェクトとしてデサントグローバルビジネスチームを始動した。

自社がアジア圏での商標を保有する「ルコックスポルティフ」、「アリーナ」、「アンブロ」といったブランドの、欧米やその他の地域の商標を保有するパートナー企業との連携を深め、ブランドの世界観をグローバルに統一して表現する「ワングローバルブランド」の推進も行った。

「国内事業の再建」は、在庫の適正化、種目別事業の強化、リテール型オペレーションの強化と新たなブランド価値の創造を最重要課題として企業体質の強化に取り組んだ。

通期は、売上高1230億円、営業利益80億円、経常利益82億円、当期利益54億円の見通し。

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