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壱番屋/5月期の売上高2.6%減、営業利益3.6%増

2010年07月10日 / 月次

壱番屋が7月9日に発表した2010年5月期決算(非連結)によると、売上高は380億4300万円(前期比2.6%減)、営業利益36億8500万円(3.6%増)、経常利益38億5500万円(4.6%増)、当期利益17億7000万円(8.7%増)となった。

出店33店舗、退店24店舗を行い9店舗増え、国内店舗数は1185店舗となった。店舗売上高は、全店ベースで0.9%減少し、既存店ベースでは2.4%の減少となった。年度累計の客数は2.6%減、客単価は0.3%増だった。

海外のCoCo壱番屋事業は9店舗を出店し、1店舗を閉店したため、8店舗の純増となり海外店舗数は37店舗となった。翌事業年度での新規出店のため、香港と米国にそれぞれ子会社となる現地法人を設立した。また新業態として、ハンバーグ専門店「にっくい亭」の1号店を3月に愛知県に出店した。

ストアレベルマーケティングでは、店舗独自のメニュー開発が220件、販促手法導入が608件の実績となった。

次期見通しでは韓国、タイでFC店舗の展開を推進し、中国では、FCの本格展開を視野に入れた人材育成や生産・物流面での対応を行い、新たな展開エリアとして、香港とロサンゼルスで新規出店を行うとしている。

来期は売上高377億円(0.9%減)、営業利益38億3000万円(3.9%増)、経常利益39億6000万円(2.7%増)、当期利益18億7000万円(5.6%増)を見込んでいる。

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