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大木/売上高10.7%増、営業利益3.8倍

2010年02月10日 / 決算

大木が2月10日に発表した2010年3月期第3四半期決算によると、売上高は1097億6500万円(前年同期比10.7%増)、営業利益11億8400万円(285.0%増)、経常利益15億1100万円(172.8%増)、当期利益8億5800万円(237.1%増)となった。

第3四半期は、広域化する有力ドラッグストアとの取引関係を強化し、異業態との取引の開拓・深化にも取組んだ。このため売上は増収となり、注力してきたプライベートブランド商品の開発と供給、非価格競争のできる商流力アップにも努め、大衆薬卸業界でのシェアを強化した。

一方、収益面では医薬品メーカーの合従連衡による取引条件の悪化とドラッグストア業界の価格競争の激化から来る値下げ要求が厳しくなり、センターフィーも増加傾向が続いたが、物流関係などの生産性の向上と経費削減に注力。大幅増益を達成した。

通期は売上高1466億1000万円(13.1%増)、営業利益11億8700万円(227.0%増)、経常利益15億6200万円(135.2%増)、当期利益9億円(818.4%増)を見込んでいる。

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