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丸久/2月期の売上高2.1%増、営業利益3.6%増

2011年04月07日 / 決算

丸久が4月7日に発表した2011年2月期決算によると、売上高は811億6100万円(前年同期比2.1%増)、営業利益41億100万円(3.6%増)、経常利益40億9600万円(5.4%増)、当期利益19億8400万円(3.3%増)となった。
同社グループはスーパーマーケット事業を中核とし、顧客満足度の向上を第一に、サービスレベルの向上を図った。市場環境は、ディスカウント業態を中心とした競合に変化してきたが、地域別の対応による営業力・商品力の強化を徹底し、全体では一定の利益確保に注力。一方、在庫の削減や作業効率の改善、経費削減プロジェクトを開始し管理費の削減にも継続して取り組んだ。
店舗については、2010年3月にアルク東千田店(広島市)、同4月にアルク柳井中央店(柳井市)を開設する一方、アルク柳井店(柳井市)を閉鎖。2011年1~2月にかけて、地域の顧客への利便性やサービス向上を目指して大型店舗アトラス萩店(萩市)を改装した。
2010年9月1日より子会社である「ピクロス」、「かいた」を吸収合併したことにより、当期末の店舗数は同社64店舗(うち、「アルク」33店舗「マルキュウ」24店舗「ピクロス」6店舗、「かいた」1店舗)、サンマート17店舗のグループ合計81店舗となった。 
次期の見通しは、売上高823億円(1.4%増)、営業利益41億6000万円(1.4%増)、経常利益41億8000万円(2.0%増)、当期利益20億5000万円(3.3%増)を見込んでいる。

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