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吉野家HD/3~8月の営業利益は3.8倍、当期損失9億3400万円

2010年10月07日 / 決算

吉野家ホールディングスが10月7日に発表した2011年2月期第2四半期業績によると、売上高は854億3400万円(前年同期比8.0%減)、営業利益8億9700万円(285.4%増)、経常利益11億7300万円(189.6%増)、当期損失9億3400万円(3億9100万円の当期損失)となった。

減収だったが、主要各社の収益力改善施策等により連結営業利益8億9700万円、連結経常利益11億7300万円と増益となった。赤字店舗撤退にともなう固定資産除却損や減損損失等の特別損失を16億3400万円計上したことから当期損失は9億3400万円に膨らんだ。

主力の牛丼関連事業には、顧客獲得に向けて低価格化を推し進める企業が相次いだこともあり、既存店売上高前年比は13.3%減だった。36店舗を出店し、不振店等43店舗を閉鎖した結果、国内の「吉野家」の総店舗数は1178店舗となった。

同事業の連結売上高は497億4500万円(前期は524億5100万円)、連結営業利益は13億9500万円(18億3300万円)。

寿司関連事業の連結売上高は122億2900万円(前期は132億6100万円)、連結営業損失は6000万円(3億2500万円の損失)だった。

ステーキ関連事業の連結売上高は114億6900万円(前期は132億3100万円)、連結営業利益は7300万円(7億9700万円の損失)だった。

通期の業績は、売上高1750億円、営業利益25億円、経常利益27億円、当期利益1億円の見通し。

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