ニッセンHD/12月期通期業績予想を下方修正
2011年12月12日 / 決算
ニッセンホールディングスは12月12日、2011年12月期通期業績予想の修正を発表した。
売上高1404億円(前回予想比1.4%減)、営業利益23億8000万円(37.4%減)、経常利益21億6000万円(46.0%減)、当期利益15億8000万円(56.1%減)とした。
主力事業のニッセンでは、中期的な顧客基盤の拡大に向けて積極的な販促活動を実施したことで稼働客数は順調に増加している。
しかし、秋冬カタログ配布後のシーズンピーク時に、気温が高めに推移したことによりアパレル商品の販売が振るわず、売上高は計画を下回る見込みとなった。
利益面では、売上が減少した分の限界利益低下に加え、想定以上の素材価格の高騰や委託工場の加工賃増加による原価上昇の影響等により、原価率が上昇した。
新規顧客獲得のために、当初計画以上のカタログ配布を行った結果、新規顧客獲得数は前年を約10万人上回ったが、費用対効果は計画を下回り、利益を押し下げる要因となった。
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