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ニッセンHD／1月～6月は円高メリットで営業利益27％増

2011年07月25日 ／ 決算

ニッセンホールディングスが7月25日に発表した2011年12月期第2四半期決算によると、売上高693億5900万円（前年同期比1.7％増）、営業利益16億3100万円（27.4％増）、経常利益17億8600万円（9.8％増）、当期利益12億1100万円（18.9％減）となった。
通販事業は、価格以上の価値を訴求した戦略商品の投入や、スマートカタログ企画の展開などiPhone、iPadに代表されるネット新デバイスへの対応に加えて、顧客基盤の拡大を目指した新規カタログを創刊した。
ネットとリアルの融合を一層推し進めるための取り組みとして関東初となるスマイルランドフレルさぎ沼店の出店など、事業の拡大に向けて着実に取り組みを進めた。
戦略的な価格設定を実施したことにより家具・インテリア商品が売上高を牽引し、震災による影響があったものの、増収となった。
利益面では、増収による利益増に加えて、円高による原価率改善や継続的なコスト削減活動などにより通販事業のセグメント利益は前年同期の実績を上回った。
通期は、売上高1424億円（3.6％増）、営業利益38億円（18.9％増）、経常利益40億円（40.5％増）、当期利益36億円（19.9％増）の見通し。

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