凸版印刷／カタログ制作支援クラウドサービス

2012年05月31日／ IT・システム

凸版印刷は5月31日、「統合制作支援クラウドサービス」を本格的に提供すると発表した。

「企業のカタログやチラシなどの制作業務の効率化、Webやスマートデバイスなどに向けたスムーズなマルチユース展開を実現するサービスで、汎用機能をクラウドサービスで提供することにより、システム導入にかかる初期費を抑え、導入期間を短縮できる」（同社）。

「統合制作支援クラウドサービス」は、クラウド上で、カタログやチラシの編集、校正、自動組版、データベースによる画像データや商品情報などのコンテンツ一元管理の機能を提供する。

多数の原稿作成者からの原稿収集・管理作業が効率化され、従来、商品担当者や制作担当者が行っていた確認や問い合せなどの煩雑な作業負荷を削減する。

複数人が同時にWebブラウザ上でビジュアルを確認しながら紙面の編集ができるため、制作工程の大幅な効率化を実現する。

データベースとDTPソフトウェアの連携機能により、DTPデータ上に自動組版するだけでなく、データベース上の最新情報をDTPデータに自動で反映することが可能となり、修正ごとの校正作業の負荷や修正作業におけるミス・ロスを大幅に削減できるという。

今後、本サービスを基軸として制作・コンテンツ管理業務を拡大していくとともに、システムサービス運営業務を強力に推進する予定だ。

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