流通ニュースは、流通全般の最新ニュースを発信しています。

凸版印刷／スマートフォンを活用した店舗内情報発信の実証実験

2012年01月23日 ／ IT・システムトピックス

凸版印刷は1月21日から3月11日まで、｢東京ユビキタス計画・銀座｣実施協議会が取り組む2011年度「東京ユビキタス計画」公募実験に参画し、NFC対応スマートフォンを利用した店舗内情報発信ソリューションの実証実験を実施する。
＜実証実験の様子＞20120123toppan.jpg
資生堂の銀座の総合美容施設「SHISEIDO THE GINZA」内にあるメーキャップブランド「MAQuiIIAGE（マキアージュ）」の紹介コーナーに、NFCタグを実装した店頭ディスプレイを設置。
利用客や店舗スタッフがNFC対応スマートフォンを店頭ディスプレイの所定の位置にかざすだけで、陳列している商品の情報が日本語・中国語・英語の3言語でスマートフォンに表示されるもの。
利用客は、バーコードやQR コードなどよりも手軽に商品情報を取得でき、店舗側にとっては、多言語による商品情報の提供により、顧客対応力の向上が図れるほか、専用端末を置く必要が無いため、端末設置にかかるコストを削減できるという。
今後、凸版印刷は、実証実験の結果をもとに、NFC 対応スマートフォンを活用した店舗内情報発信ソリューションの実用化を推進する。
店頭ディスプレイやポスターなどの販売促進物の企画・製作や、各種プロモーションの提案など、企業と生活者間の最適なコミュニケーション手法の実現を目指すという。

関連記事

関連カテゴリー

最新ニュース

一覧