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楽天/クーポン事業に参入

2012年09月04日 / 商品

楽天は9月3日、クーポンサイト「Shareee(シェアリー)」を運営するシェアリーが発行する株式の7割を取得し、クーポン事業に本格参入すると発表した。

シェアリーはレストラン予約、宿泊予約、リラクゼーション施設予約などの商材をメインに取り扱い、現在、取扱高で国内第3位のクーポンサイトという。

楽天はシェアリー社への出資により、従来の主力分野であるオンライン商材に加え、オフラインの消費領域への、楽天経済圏のさらなる拡大を目指す。

運営に当たっては、「シェアリー」の共同運営者の光通信が保有するオフライン分野での営業力と、約7800万人を有する楽天の会員資産やWebやメールなどを活用した送客能力など、両社の強みを生かすことにより、楽天におけるO2O(オンライン・トゥー・オフライン)事業のひとつとしてクーポン事業を拡大する。

今後、楽天が提供する決済サービス「楽天あんしん支払いサービス」を「シェアリー」に導入し、楽天スーパーポイントを媒介とした新規顧客の相互送客を図る。

将来的には、2010年に運用を始めた楽天グループ内のみで利用できるクーポンサービス「Racoupon(ラ・クーポン)」と、「シェアリー」を基盤とするクーポン事業の連携を強化し、楽天グループ全体としてクーポンを活用したさらなる楽天経済圏の拡大を図る。

■Shareee(シェアリー)
http://www.shareee.jp/

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