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カルフール／第3四半期は増収も南欧が低迷、中国も消費減速の影響

2012年10月22日 ／ 決算海外

仏カルフールは10月11日、2012年第3四半期の売上高（付加価値税を含む）が226億ユーロ（約2兆3278億円、前年同期比2.1％増）になったと発表した。南米での堅調さが牽引した。フランスにおける業績も改善したものの、南欧では引き続き業績が低迷した。

フランスの売上高は前年同期比1.2％増だった。大型スーパーマーケットやスーパーマーケットの売上が改善したほか、ガソリン販売が貢献した。

欧州では売上が同2.2％減少。引き続き、南欧での消費低迷に圧迫された。

一方、南米では売上高が同5.2％増（恒常通貨ベースでは同12.8％増）と大きく伸長。ブラジルの成長が牽引した。

アジアの売上高は同12.3％増だったが、恒常通貨ベースでは同1.1％増にとどまった。中国では、拡大路線が消費の低迷を相殺する形となった。

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