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ハニーズ/5月期の売上高2.2%増、営業利益44.9%減

2009年07月06日 / 決算

ハニーズが7月6日に発表した2009年5月期の業績によると、売上高621億7800万円(前年同期比2.2%増)、営業利益41億7400万円(44.9%減)、経常利益42億7600万円(43.8%減)、当期利益20億1600万円(50.9%減)だった。

既存店の活性化に向けた施策を実施し、「シネマクラブ」、「コルザ」、「グラシア」など各ブランドのテイストを明確化し、各々のターゲットを見定めて顧客のニーズにマッチした商品の企画力向上を図った。また、素材にこだわった定番商品の強化にも注力しながら、商品企画と連動させた新型什器を順次投入し、顧客目線での売場づくりに取組んだ。

新たなチャネル開拓にも取組み、自社運営の通販サイト「HONEYS ONLINE SHOP」をスタート。EC事業室を設け専用スタジオも設置するなど、早期の収益化のため陣容を強化した。店舗面では、引き続き多店舗展開を進めた結果、期末国内店舗数は904店舗となり、中国の子会社好麗姿(上海)服飾商貿有限公司も積極出店を継続、期末直営店舗数は95店舗となった。

商品部門別の動向は、トップス部門は特にニットが低調に推移し、売上高311億5100万円(3.0%減)。

ボトムス部門は、スカートやパンツでヒットアイテムが生まれ売上高116億4100万円(16.4%増)と好調だった。

外衣部門は下期に入り失速し、売上高は123億7900万円(2.1%減)。

雑貨部門は、ブーツやタイツが好調で売上高70億600万円(15.1%増)ボトムスに続く好調さだった。

来期は売上高625億円(0.5%増)、営業利益44億円(5.4%増)、経常利益44億円(2.9%増)、当期利益23億円(14.0%増)を見込んでいる。

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