流通ニュースは、流通全般の最新ニュースを発信しています。





セブン&アイ/通期の売上高1330億円減、営業利益350億円減、下方修正

2009年09月01日 / 決算

セブン&アイ・ホールディングスは9月1日、4月9日に発表した2010年2月期の業績予測を大幅に下方修正した。

第2四半期の修正後の予測値は売上高2兆5680億円(当初予測より6.5%減)、営業利益1170億円(20.9%減)、経常利益1170億円(19.3%減)、当期利益440億円(33.3%減)。

通期は売上高5兆1800億円(2.5%減)、営業利益2500億円(12.3%減)、経常利益2480億円(11.7%減)、当期利益1090億円(11.4%減)と下方修正している。

通期における各事業の売上高予測値は、コンビニエンスストア事業が1兆9670億円(当初2兆200億円を予測)、スーパーストア事業が2兆560億円(2兆1200億円)、百貨店事業が9380億円(9550億円)、フードサービス事業が880億円(945億円)、金融関連事業が1140億円(1100億円)、その他の事業が450億円(415億円)。

各事業の通期の営業利益予測値は、コンビニエンスストア事業が2000億円(当初2075億円を予測)、スーパーストア事業が150億円(325億円)、百貨店事業が60億円(148億円)、フードサービス事業が25億円の損失(10億円の損失)、金融関連事業が300億円(293億円)、その他の事業が15億円(19億円)。

修正の理由は、顧客の消費マインドが低調に推移したこと、夏場の天候不順による飲料など夏物商品の売上不振、衣料品、食料品、生活雑貨などの市場価格の低下が顕著となったことなどを挙げている。

関連記事

関連カテゴリー

最新ニュース

一覧