米アマゾン・ドット・コムの本年度第1四半期(7-9月)決算は、売上高が前年同期比31%増の42億6000万ドルと好調だった。外国為替変動分のプラス要因は8000万ドルで、これを除いた売上高は同28%増だった。
営業利益は26%増の1億5400万ドル、為替変動分のプラス要因500万ドルを除いた営業利益は22%増だった。
純益は48%増の1億1800万ドルで、為替変動分のプラス要因は1500万ドル。希薄化後1株当たり利益は0.27ドルで、前年同期の0.19ドルから0.08ポイント上昇した。
同社のジェフ・ベゾスCEOは、業績向上の要因に関して「当社の国際配送についての無料サービスの拡大により、顧客はここ12カ月間で7億ドル以上を節約できた。今後の需要期に向けて、さらにサービスのメリットを受ける顧客は増えるだろう」などと説明している。
第4四半期の予測について、売上高が60-70億ドル(6-23%増)、営業利益が1億4500万-3億500万ドル(46%減-13%増)としている。2008年通期の予測は、売上高が184億6000万-194億6000万ドル(24-31%増)、営業利益が7億1600万-8億7600万ドル(9-34%増)とみている。(翻訳)
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