流通ニュースは、流通全般の最新ニュースを発信しています。





CFSコーポレーション/売上2.3%減、営業利益26.7%増

2010年04月08日 / 決算

CFSコーポレーションが4月8日に発表した2010年2月期業績によると、売上高1443億3800万円(前年同期比2.3%減)、営業利益23億1300万円(26.7%増)、経常利益24億6200万円(31.9%増)、当期利益6億3600万円(22.5%増)となった。

デフレが進むなかで、調剤部門の順調な推移もあったが、売上高については前期を若干下回った。一方で、不採算店舗の活性化や閉鎖、競争力を高めるための事業構造改革、全社的な経費構造改革が進み、粗利益率の確保や販売費・一般管理費の削減を図ることができた。

店舗については、新規出店の投資・採算基準を高めたことから9店舗の出店にとどめ、不採算の16店舗を閉鎖した。

店舗数は、ドラッグストアが神奈川県130店、静岡県83店、東京都ほか31店計244店舗、スーパーマーケットとコンボ(コンビネーションストア)が静岡県19店、神奈川県4店、東京都1店計24店舗、ドーナツ製造販売が13店舗で合計281店舗となった。調剤併設化を推進したことにより、調剤取扱店舗は10店舗増加し、ドラッグストア244店舗のうち73店舗となっている。

当期利益については、「棚卸資産の評価に関する会計基準」の適用にともない、たな卸資産評価損を計上したが、22.5%増を達成した。

主力のドラッグストア事業の売上高は1006億6700万円(2.3%減)で、フード事業の売上高は412億3100万円(1.6%減)だった。

来年度の業績は、売上高1230億円、営業利益26億5000万円、経常利益27億円、当期利益12億円の見通し。

関連記事

関連カテゴリー

最新ニュース

一覧