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美津濃／売上1割減、営業利益34％減

2009年11月12日 ／ 決算

美津濃が11月12日発表した2010年3月期第2四半期業績によると、売上高762億100万円（前年同期比10.1％減）、営業利益22億7800万円（34.0％減）、経常利益24億5800万円（17.2％減）、当期利益9億3100万円（31.8％減）となった。

高価格のゴルフクラブなどゴルフ品の販売がふるわず、国内事業は十分な成果を得ることができなかった。欧州と米州では、国内市場と同様、ゴルフ品の販売の落ち込みが大きく影響した。従来から高い評価を受けている「ミズノウエーブ」搭載のランニングシューズは堅調に推移したが、成長幅が減少するなど牽引効果が弱まった。アジア市場では、前期から引き続き中国市場の供給過剰状態は解消されておらず、厳しい状況が続いた。

主力のスポーツ用品販売事業の売上高は11.5％減の712億700万円、営業利益は31.1％減の20億8000万円となった。景気の影響から、日米欧におけるゴルフ品の販売不振が影響したことや、ランニングシューズなどで高価格品の伸びが鈍化するなど成長幅が縮小したことなどが影響した。

通期の業績予想については、売上高1600億円、営業利益44億円、経常利益45億円、当期利益25億円となる見通し。

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