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薬王堂/売上4.6%増、営業利益34.8%増

2010年04月09日 / 決算

薬王堂が4月9日に発表した2010年2月期業績によると、売上高392億2900万円(前年同期比4.6%増)、営業利益7億5400万円(34.8%増)、経常利益7億8900万円(17.2%増)、当期利益3億9000万円(0.6%増)となった。

市場や競争の変化に対応するため、既存店42店舗のレイアウト変更を実施し、品ぞろえの見直しや商品管理の徹底によるロスの削減、設備投資の見直し等コスト削減に取り組んだ。一部店舗の建物や付属設備等について減損を行い、特別損失として減損損失8100万円を計上した。

部門別にみると、ヘルスケア部門では、新型インフルエンザの流行もあり衛生関連商品や予防薬関連が売上を伸ばすとともに、介護関連商品が好調に推移した。売上高は前年同期比4.4%増加し122億1900万円となった。

ビューティケア部門では、基礎化粧品、一般メイク類が好調に推移し、オーラルケア、ヘアカラー、石鹸類が好調に推移。売上高は3.5%増加し80億9000万円だった。

ホームケア部門では、天候不順の影響がシーゾナル商品類にはあったが、洗剤、台所用品、履物等が好調に推移した。売上高は4.4%増加し45億600万円となった。コンビニエンスケア部門では、菓子、飲料類が好調に推移。酒類は、焼酎、発泡酒、清酒が好調に推移し、ペット関連商品が好調に推移した。売上高は5.3%増加し144億1200万円となった。

次期の業績は、売上高412億1100万円、営業利益7億8000万円、経常利益8億3900万円、当期利益4億3000万円の見通し。

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