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ABインベブ/第3四半期のコア利益は10%増、北米で「バド・ライト」好調

2012年11月01日 / 海外

ビールメーカー世界最大手のアンハイザー・ブッシュ・インベブは10月31日、2012年第3四半期決算を発表した。総収入は前年同期比9.1%増の102億6800万ドル(8214億4000万円)だった。1ヘクトリットル(hl)当たりの収入は10.2%増。一方、総出荷量は0.3%減の1億767万7000hlだった。

標準化後のEBITDA(利払い・税・償却前利益)は10.6%増の39億7700万ドル。標準化後の1株当たり利益は1.17ドルとなった。

主力の北米地域では、売上高が6.2%増の43億1500万ドルとなった。「バド・ライト・プラチナム」「バド・ライト・ライム・ア・リタ」などの「バド・ライト」シリーズがシェアの拡大をけん引した。一方、「バドワイザー」などの主力ブランドは低迷した。

南米・北部地域では、売上高が17.3%増の27億2000万ドル、南米・南部地域では18.7%増の6億5300万ドルとなった。ブラジルでは値上げ効果で売上が拡大したものの、推定シェアは前年同期から110ベーシスポイント低下した。

西ヨーロッパの総収入は4.1%増、中・東ヨーロッパは2.3%減だった。アジア太平洋は12.4%増。

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