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ネスレ/牛肉製品への馬肉混入で3商品を自主回収

2013年02月20日 / 海外

欧州諸国で、牛肉として販売されていた製品に安い馬肉が混入していた問題で、食品世界最大手のネスレが現地時間2月18日、馬肉が混入していた痕跡が認められたとして3商品の自主回収を発表した。

自主回収するのは、イタリアとスペインで販売していた冷蔵パスタ「ブイトーニ・ビーフ・ラビオリ」と「ビーフ・トルテリーニ」の2商品に加え、ネスレ・プロフェショナルがフランスで製造したケータリング向けの冷凍肉製品の、合計3商品。

同社の発表では、検査の結果、ドイツの業者が供給した牛肉を使用した2つの製品から馬のDNAの痕跡が見つかった。検出されたレベルは、英食品安全庁(UKFSA)が、偽装や重大な過失があったと判断しうる基準値を超えていたという。

偽装牛肉の供給元は、ネスレに納入している業者「JBSトレド」の下請け先であるドイツの「H.J.シャプケ」としている。

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