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さいか屋/売上高16.3%減、当期損失59億円、今後事業再生計画案を協議

2009年10月15日 / 決算

さいか屋が10月15日に発表した2010年2月期第2四半期決算によると、売上高は291億7000万円(前年同期比16.3%減)、営業利益7500万円(71.2%減)、経常損失1億5800万円(前期は1500万円の経常利益)、当期損失59億5100万円(300万円の当期利益)となった。

グループ事業全体では、昨年度に策定した経営改善計画「SHIPS」に基づき、個々の事業運営、業務を見直し、新人事制度の採用による諸経費の削減、自社クレジット事業の外部委託、営業時間の見直し等による経営効率の改善を実施し、連結業績の回復に努めた。

8月には、事業再生に向けた強固な収益体質の確立と抜本的な財務体質の改善を図るべく、事業再生実務家協会に対し事業再生ADR手続を申請し、受理された。

これで上場維持を前提にこれまで通り事業活動を行いながら、事業再生実務家協会の調査・指導・助言を仰ぎ、取引のある全金融機関と事業再生計画案の協議を行う。このため通期の業績予測は公表していない。

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