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さいか屋/第1四半期は当期損失4億8000万円

2009年07月15日 / 決算

さいか屋が7月15日発表した2010年2月期第1四半期の業績によると、売上高148億1500万円(前年同期比15.9%減)、営業損失6100万円(前期は1億9600万円の営業利益)、経常損失1億7300万円(1億1500万円の経常利益)、当期損失4億8000万円(100万円の当期利益)となった。

百貨店業では、新規顧客の獲得を目指して川崎店では2階に「HPS」(婦人コンフォートシューズ)のコーナー、3階に「ブティックエコー」(婦人服)を取り入れた。横須賀店では大通り館2階に「グローブ」(レディスカジュアル)、新館4階に「サンバラール」(レディスLサイズ)を導入し、藤沢店では3階に「シャミー」(プレタポルテ)、5階に「ブティックエコー」(婦人服)を取り入れた。また、町田店でも、テナントの入替えを実施し、店舗の活性化を図った。

昨年度中に策定した経営改善計画「SHIPS」に基づき、個々の事業運営、業務の見直しを図り、希望退職の実施や新人事制度の採用による諸経費の削減、資産の売却による有利子負債の削減、自社クレジット事業の外部委託、営業時間の見直しなどによる経営効率の改善を実施し、連結業績の回復に努めた。

通期の業績予想は、売上高638億円、営業利益7億9000万円、経常利益3億6000万円、当期利益3億円を見込んでいる。

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