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アトム/業態変更促進で売上高213億円、当期利益4300万円

2009年10月28日 / 決算

アトムが10月28日に発表した2010年3月期第2四半期決算によると、売上高は213億7900万円、営業利益9億9700万円、経常利益9億6400万円、当期利益4300万円となった。

第2四半期は新店を8店舗開店し、3月に吸収合併したジクトの主要業態「ステーキ宮」の店舗数を業態変更で4店舗増加させる一方、不採算店舗33店舗を閉鎖した。

すし部門では出店はなく、直営の「海鮮アトムボーイ」2店舗を改装し、「にぎりの徳兵衛」5店舗と廻転アトムボーイ1店舗)を閉店し、直営店65店舗、フランチャイズ店17店舗の計82店舗体制とした。すし部門の売上高は44億8400万円となった。

レストラン部門では、直営の「甘太郎」2店舗、「NIJYUーMARU」1店舗、「ステーキ宮」の1店舗など8店舗を出店。直営店5店舗で業態変更を実施したほか、ステーキ宮の2店舗など9店舗を改装した。一方で直営店24店舗とフランチャイズ店1店舗を閉店したため、期末店舗数は341店舗(直営店327店舗、フランチャイズ店14店舗)となり、売上高は164億400万円だった。

その他の部門では出店、業態変更、改装はなく、直営店の「創夢館」2店舗を閉店した。期末店舗数は直営店3店舗、フランチャイズ1店舗となり、ロイヤリティーも含めた売上高は4億9000万円となった。今後は当初予定した新店12店舗を10店舗とし、不採算店舗からステーキ宮への業態変更に注力。経費削減による利益改善努力を行う。

通期は売上高434億8000万円(74.3%増)、営業利益21億円(370.0%増)、経常利益19億6000万円(270.4%増)、当期利益24億8800万円を見込んでいる。

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