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イオン九州/季節要因などで売上・利益激減、営業損失30億円

2008年12月14日 / 決算

イオン九州が12月12日に発表した2009年2月期第3四半期決算によると、売上高1952億2700万円(前期比17.1%減)、営業損失30億4600万円(前期は22億7900万円の営業損失)、経常損失31億900万円(23億9100万円の経常損失)、当期損失20億1600万円(16億4900万円の当期損失)と前期に引き続き赤字決算となった。

赤字の主な原因は季節変動で、8月21日-11月20日の第3四半期は比較的売上指数が低い時期だという。同期はプライベートブランド商品の「トップバリュ」の販売強化、電子マネー「WAON」の普及拡大などに継続して取り組んだ。また、生活費需品など1000品目の値引きセール、円高差益還元の300品目の値下げなど集客の催事も開催。これらの結果、食料品は既存店で5.3%増、全社合計の既存店売上高は0.7%増と伸びを確保した。

通期は赤字脱却を見込んでおり、売上高2760億円(14.8%増)、営業利益12億円(23.0%増)、経常利益10億円(13.6%増)、当期利益3億5000万円(28.9%減)を見通している。

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