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イオン九州/第2四半期業績予想下方修正、営業損失19億円

2009年09月08日 / 決算

イオン九州が9月8日発表した2010年2月期第2四半期業績予想修正によると、売上高1298億円(前回予想比0.5%減)、営業損失19億5000万円(前回は4億8000万円の営業損失)、経常損失19億9000万円(6億4000万円の経常損失)、当期損失13億円(5億2000万円の当期損失)となった。

昨年来の世界的な経済の停滞の影響に伴う個人消費の減退に加え、記録的な長梅雨による売上の伸び悩みや7月下旬の豪雨による来店客数の減少など、天候の影響を受けた。

最大の商戦時である8月度(7月21日~8月20日)では、記録的な梅雨明けの遅れにより、水着や浴衣などの夏物衣料を中心に衣料品全般の売上が伸び悩んだ。同時に、気温が低めに推移したことで、エアコン・扇風機などの冷房機器や飲料・アイスクリームほかが伸び悩んだ。

売上総利益では、率計画を前年並みで想定していたが、売上総利益率の高い衣料品や住居余暇商品、ホームセンター商品関連の夏物商材の値下げ販売による売価変更の増加などにより、計画に比べ1ポイント程度下回る見込み。

経費面では、前年同期間に比べ約12億円の削減を計画。当初の削減計画の達成が見込まれるが、売上総利益率低下による売上総利益の不足を補うことができなかった。

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