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千趣会/第1四半期、売上高4.9%減、営業損失19億円

2009年04月26日 / 決算

千趣会が4月24日に発表した2009年12月期第1四半期決算によると、売上高は356億1700万円(前年同期比4.9%減)、営業損失19億6000万円(前期は5億2400万円の営業利益)、経常損失5億2600万円(前期は38億8300万円の経常損失)、当期損失7億6100万円(44億2900万円の当期損失)と利益面の損失が改善された。

人件費増による販管費の比率上昇、棚卸資産の評価法変更による売上原価率上昇などが響いた。事業別の概況は、通信販売事業は、頒布会事業が会員数減少となり売上が減少。カタログ事業も消費の冷え込みを受けて売上減となり、売上高322億1500万円(7.5%減)となった。

利益面では、棚卸資産の評価方法の変更による売上原価率の上昇により、営業損失16億7900万円(前年同期は6億7900万円の営業利益)となった。

このうちカタログ事業売上高は294億4900万円(7.6%減)、頒布会事業の売上高は27億6500万円(7.2%減)となった。

旅行・クレジットなどを主とするサービス事業と店舗事業及びペット事業、法人向け商品・サービスを提供する法人事業、ウェディング事業などの売上高は、34億100万円(29.7%増)と好調。ただし営業損失は2億8200万円(1億3100万円の損失増)となった。

通期は売上高1625億円(2.7%増)、営業利益32億円(32.6%増)、経常利益34億円、当期利益27億5000万円と増収に転じる見通し。

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