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ウォルマート/第3四半期売上高1.1%増

2009年11月21日 / 決算海外

ウォルマート・ストアーズ・インクが11月12日に発表した2010年度第3四半期の業績は、第3四半期の売上高は1.1%増加し、986億6700万ドル、1株あたり希薄化後純利益は、0.84ドルだった。

マイク・デュークCEOは、「1株あたり純利益は0.84ドルと見込みを上回り、ファースト・コールによるコンセンサス予想を大きく上回る結果となった。生産性の向上と在庫管理の改善が、好調な業績をもたらした」と述べている。

また、「全社的に客数が伸びており、とりわけ米国・英国・メキシコでの市場シェアを伸ばすことができた」と語っている。

セグメント別営業利益は、米国ウォルマート部門が、生産性の向上に向けた取り組みや在庫管理の効率化に支えられて非常に好調な業績を記録し、売上高の増加が1.2%だったのに対して、営業利益は6.9%増加した。

既存店売上高は予想を下回ったものの、来店客数と市場シェアは引き続き増加傾向を示し、特にグロサリーとヘルス&ウェルネス部門の伸びが、主要部門の強さを際立たせた。

今後の見通しは、2010年度第4四半期の継続事業による1株あたりの希薄化後純利益は1.08ドルから1.12ドルの範囲を見込んでいる。通年の継続事業による1株あたりの希薄化後純利益に関する当社の見通しを、3.50-3.60ドルから3.57-3.61ドルの範囲に引き上げた。

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