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エディオン/関東エリア伸び悩みで売上高5.7%減

2009年05月15日 / 決算

エディオンが5月15日に発表した2009年3月期決算によると、売上高は8030億400万円(前年同期比5.7%減)、営業利益12億3200万円(85.5%減)、経常利益117億5100万円(44.6%減)、当期損失135億600万円(前期は67億5400万円の当期利益)となった。

薄型テレビなどデジタル家電の販売や高付加価値の白物家電の拡売に注力し、グループ合同での販促セールなど共通の施策を行う一方、エリア政策として、各エリアの特性を汲んだ価格・販促政策にも積極的に取組んだ。

中部エリアではエイデンの創業60周年記念イベントとして「スーパー家電Live inナゴヤドーム」を開催するなど、各エリアの事業基盤の底上げに取組みんだ。

出店では、昨年6月に環境設備を充実させたエイデン藤枝店や、同年9月に玩具やリフォーム、ウォッチなどを取扱う郊外型複合店舗としてデオデオ倉敷本店をオープンするなど、地域シェア拡大に努めた。

関東エリアでの売上の伸び悩みから、ことし2月1日に関東エリアで事業活動を行う東京エディオン、石丸電気を中部エリアで事業活動を行うエイデンが吸収合併し、中部以東での一体運営のため子会社の再編を進めた。同時に不採算店舗の統廃合を推進し、店舗の減損と除却損など特別損失も大きく膨らんだ。

店舗状況は、直営店421店舗、フランチャイズ店657店舗の計1078店舗。

来期はオール電化、住宅リフォームなどの成長分野に積極的に取組み、売上高8050億円(0.2%増)、営業利益50億円(305.6%増)、経常利益130億円(10.6%増)、当期利益40億円の見通し。

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