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コカ・コーラセントラルジャパン/売上高4.1%減、営業損失8100万円

2009年08月05日 / 決算

コカ・コーラセントラルジャパンが8月5日に発表した2010年3月期第1四半期決算によると、売上高は921億3200万円(前年同期比4.1%減)、営業損失8100万円(前期は12億1300万円の営業利益)、経常損失2億9300万円(12億3600万円の経常利益)、当期損失7億600万円(4億3600万円の当期利益)となった。

販売面では、重点ブランドの「コカ・コーラ」「コカ・コーラゼロ」「ファンタ」など6ブランドに注力し、スーパーでの販売を拡大した。しかし、製造業の工場で飲用機会縮小の影響を大きく受けたベンディングチャネルが前年を下回り、全体でも前年を3%程度下回った。

この中で中期経営計画の営業戦略において、収益の柱となるベンディングビジネスの改革に着手。オペレーション体制や自販機政策の見直しなどビジネスモデル再構築に取組み、安定した収益基盤の確保を目指した。

ブランド別には、すべての人にとっての「No.1ゼロ飲料」を目指し2月9日にリニューアルし発売したコカ・コーラゼロは、オフィシャルスポンサーのJリーグを最大限活用した販促活動を展開。販売数量の拡大に成功した。また、新製品である天然水「い・ろ・は・す」は、国内最軽量のペットボトルを使用し新パッケージの導入により「おいしい」と「環境にやさしい」を両立した製品として高評価を得た。

名古屋工場では、地球環境に配慮した製品を選びたいという消費者意識に対応すべくボトル重量の軽量化(7gの減少)と持ちやすさを同時に実現させた、2L軽量PET「ecoるボトルラク持ち」への対応工事を行った。

通期は売上高2003億円(2.7%減)、営業利益17億円(55.4%減)、経常利益19億円(51.6%減)、当期利益6億円(61.0%減)を見込んでいる。

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