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ココカラファインHD/3月期売上高は1701億円、当期利益39億円

2009年04月30日 / 決算

ココカラファインホールディングスが4月30日に発表した2009年3月期決算によると、売上高は1701億1600万円、営業利益38億3600万円、経常利益72億7400万円、当期利益39億1500万円となった。

同社はセイジョーとセガミメディクスの昨年4月1日の経営統合で設立。統合後は、セイジョー・セガミ両事業会社の仕入部門をココカラファインHDへ一本化した運営を開始し、ノウハウや知識の共有化・高次元化を進めた。管理部門も、会計システムの統一化を完了し、将来に向けた事関連制度の構築や次世代に向けた情報システムの高度化にも着手した。

セイジョーは新たに訪問看護事業へ参画し、調剤事業・介護事業とともに、地域医療をバランスよくサポートしうる事業のビジネス化に取組む。今後は地域医療とコア事業であるドラッグストア事業との連携を深め、新業態の確立のため、今年1月に新組織「医療連携推進室」を新設した。

セガミでは、九州エリアでの店舗ネットワークの拡大・他社との差異化戦略の推進のため、ドラッグイレブンと業務提携した。昨年11月よりイレブンで取り扱う大半の商品の卸事業を開始し、相互の事業効率化を進めた。店舗状況はセガミ365店舗、セイジョー275店舗の計626店舗。

43店舗を出店する一方29店舗を閉店した。商品別売上高は医薬品が509億2700万円(売上高シェア32.2%)、化粧品516億2000万円(32.6%)、健康食品73億円(4.6%)、日用品269億800万円(17.0%)、その他214億2500億円(13.5%)。

来期は31店舗ずつ出店・閉店し、両事業会社で抽出した店舗共通コストを削減するなどで売上高1798億4000万円(5.7%増)、営業利益38億5000万円(0.4%増)、経常利益74億1000万円(1.9%増)、当期利益39億3000万円(0.4%増)の見通し。

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