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ココカラファインHD/売上高21.2%増、営業利益4.8%増

2009年11月01日 / 決算

ココカラファイン ホールディングスが10月30日発表した2010年3月期第2四半期業績によると、売上高972億3500万円(前年同期比21.2%増)、営業利益18億8500万円(4.8%増)、経常利益37億5800万円(8.8%増)、当期利益22億5700万円(17.5%増)となった。

既存事業の質的強化戦略、コストシナジーの創出効果、新型インフルエンザ関連特需(マスクなどのニーズ拡大)により、第2四半期連結会計期間の既存店売上高増収率は3.2%増(0.1%減)となった。出店による増収効果も含め、売上高は839億6600万円、営業利益は25億3500万円となった。

出退店については、新規23店舗を出店、退店7店舗を行い、既存事業の体質強化を図った結果、第2四半期連結会計期間末のグループ店舗数は、656店舗(内調剤取扱112店舗)となった。

医薬品については、改正薬事法による店舗陳列方法の変更などにより、売場の不便さが一時期店舗売上に影響を与えたが、レイアウト変更などの売場対策、カウンセリングなどによる付加価値商品の増強、調剤事業の好調によりカバーすることができ、売上高は258億5300万円(5.0%増)となった。化粧品については、消費低迷による影響があったが、高価格帯から中価格帯への移動トレンドを押えることによりカバーすることができ、269億1200万円(1.5%増)となった。

健康食品・日用生活商品の売上高は、39億5100万円(3.1%増)・149億3700万円(8.7%増)となった。その他については、マスクなど新型インフルエンザ関連特需の影響が大きく、123億1200万円(21.9%増)となった。

通期の業績予想は、売上高1798億4000万円、営業利益38億5000万円、経常利益74億1000万円、当期利益39億3000万円の見通し。

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