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コジマ/収益改善、経費削減策に取組み、営業利益46億円

2010年02月10日 / 決算

コジマが2月10日に発表した2010年3月期第3四半期決算によると、売上高は3299億3400万円(前年同期比7.9%減)、営業利益46億8800万円(前期は74億400万円の営業損失)、経常利益46億2900万円(13億8100万円の経常損失)、当期利益31億8100万円(43億6600万円の当期損失)となった。

第3四半期は顧客視点に立った品揃えと価格訴求力を実現し、接客重視の販売体制の構築に努めた。

一方、30項目の収益改善、経費削減策に取組み、効率的な経営体質への転換も推進。さらに新基幹システム導入による業務と経営管理の効率化などにも努めた。営業面ではニーズに沿った高単価・高機能の省エネ商品の販売促進策を展開し、仕入と連携した販売施策を推進した。

これで高い収益力と在庫効率の向上を図り、新製品比率を高めることで来店客に鮮度の高い商品を提供するよう努めた。

太陽光発電の販売強化のため、太陽光発電研修センターと研修用施設の本部研修センターを設置し、高質のサービス提供を図るため人材教育の充実に努めた。店舗政策では大型店舗の設置と小型店舗の統廃合を推進。5店舗を出店し2店舗を閉店したため、期末店舗数は225店舗となった。

通期は売上高4333億700万円(5.8%減)、営業利益69億2100万円、経常利益68億8900万円、当期利益53億8000万円を見込んでいる。

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