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ギャバン/収益改善、当期損失は2.2億円から2000万円に回復

2008年10月19日 / 決算

ギャバンが10月16日に発表した2009年2月期中間決算によると、売上高37億4200万円(前年同期比1.2%減)、経常損失は前回の4億100万円から1億700万円に改善し、当期損失についても前回の2億1700万円から2000万円に回復した。

業務用香辛料(スパイス)などの販売を中心とした企業活動を展開し、大手加工メーカー向け製品の販売は堅調に推移したものの、外食産業市場の低迷を受け、主力商品であるペッパーなどの香辛料、混合調味料などの販売が計画通りに伸びず、売上高は前年同期を下回った。

利益面については、生産体制の再編などによるコストダウンを実現させたが、売上高の減少による影響が大きく、損失を計上した。

通期の見通しでは、下期以降、新製品の発売と加工食品向け混合調味料の販売拡大を国内と海外で積極的に進める考えであり、利益面についても、生産体制の再編が終了したことに伴う要員合理化、外注加工先の集約・内製化による大幅なコスト削減などにより、収益性の改善を進めていく。

このため、通期での売上高は80億円、経常損失は7500万円、当期利益は500万円。

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