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サイゼリヤ/デリバティブ解約損で、当期損失91億3300万円

2009年04月07日 / 決算

サイゼリヤが4月7日に発表した2009年8月期第2四半期決算によると、売上高は406億9900万円(前年同期比2.3%増)、営業利益20億4600万円(5.0%減)、経常損失148億7300万円(前期は22億7800万円の経常利益)、当期損失91億3300万円(10億5700万円の当期利益)の増収減益となった。

同期の商品開発は、特長の一つである食材の調達から商品の提供までを一貫して管理するバーティカル・マーチャンダイジング・システムを活かし、季節感を演出した商品を提供。他社との差別化を図った。また、店舗マネジメントの強化を継続し、「お客様に選ばれる」店舗作りと、店舗段階での収益力向上に努めた。店舗面では、出店立地の選別を強化しつつ23店舗を出店し、6店舗を閉店。17店舗の純増となった。ただしデリバティブ解約損を153億1000万円計上したことが、利益面に大きく影響した。

通期は売上高865億円(1.8%増)、営業利益85億円(13.3%増)、経常損失86億円、当期損失58億円と損失が残る見通し。

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