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サンデー/売上未達や買い控えの広がりで大幅減益、営業損失6800万円

2008年10月06日 / 決算

イオングループのサンデーは10月2日、4月7日に発表した中間期・通期の業績予測を修正した。中間期業績は、売上高277億5400万円(前回発表時より1.3%増)と上方修正となったが、営業利益、経常利益、当期利益で損失を計上。営業損失6800万円、経常損失1億2900万円、当期損失1400万円に下方修正した。通期の業績見通しの修正はないという。

修正の理由は、燃料費・諸物価高騰による買い控え傾向の広がり。また天候不順で夏物やお盆商戦もあまり振るわなかったことも一因だという。荒利益高は、仕入ルートの見直しや共同仕入れなどにより前年から荒利益率は改善。ただし、新店や改装店が予定していた売上高に届かず。荒利益高不足のため当初計画を下回る見込み。

販売管理費は、電気料金の値上げに伴う光熱用水費や新店の備品等が計画を上回りこちらも膨らんだ。経常利益は長期借入金増加に伴う支払利息の増加などが原因。

当期利益は、盛岡前潟店の所有地に高圧送電線の地役権を設定したための地役権設定益3400万円や、子会社のジョイの未払賃借料等を、未払費用に計上していた店舗を再開したことの未払賃借料戻入益5300万円の特別利益を計上する。

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