ショクブン/利益率が低下し、当期損失8700万円
2008年10月30日 / 決算
ショクブンが10月30日に発表した2009年3月期中間決算によると、7月25日に発表した業績予想を修正し、修正後の売上高は54億200万円(前年同期比3.2%増)、営業損失は3900万円、経常損失は7400万円、当期損失は8700万円と減益となった。
利益面では、使用材料などを厳選し、一定の粗利益の維持、向上に努めているが、原油価格の高騰や食材の国産指向への回帰で、原材料の仕入価格などが影響を受け、売上総利益率は40.4%と前年同期に比べ1.0ポイント低下した。
また、販売費と一般管理費については将来の売上増加に向けて拡販策を講じ、売上高に対する比率は41.1%と前年同期に比べ1.3ポイント上昇した。
営業所の新設については、豊橋営業所を開設し、既存エリア外への着実な浸透を図った。また、幸営業所を閉鎖し、業務を宮前営業所に引き継いだ。
一方、商品別の売上高をみると、主力のレギュラーメニュー売上高は受注数、出荷数とも順調に増加し、49億3600万円(3.2%増)。
特売商品売上高については、4月の企画を4月、5月と2回に増やし、また、7月の企画を7月、8月と2回に増やした結果、1億5100万円(25.1%増)。
また、ヘルシーメニュー売上高は2億7900万円(6.3%減)、業務用売上高は3400万円(13.3%増)。
なお、通期の見通しについても、中間期の業績を下方修正したことに伴って修正し、修正後の通期の売上高は114億6200万円(当初予想比0.9%減)、営業利益は2億6400万円(27.3%減)、経常利益は2億200万円(34.8%減)、当期利益は1億2600万円(14.9%減)と下方修正した。
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