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ジェイプロジェクト/飲食事業で営業損失、営業利益79.7%減

2009年01月12日 / 決算

ジェイプロジェクトが1月9日に発表した2009年2月期第3四半期決算によると、売上高は71億5000万円(前年同期比0.5%増)、営業利益2600万円(79.7%減)、経常利益700万円(96.2%減)、当期損失4600万円(前期は1億3800万円の当期利益)と大幅減益となった。

事業別の概況は、飲食事業で新規出店、リニューアルオープンにより、新たに11業態を展開した。コアブランド「芋蔵」は、3月に東京都品川区、6月に仙台市青葉区などに計4店舗を出店。新業態では、3月に「薩摩とりとん千里中央店」(大阪府豊中市)、「ほろほろ」(東京都港区)など計6店舗を出店した。既存店は、5店舗をリニューアルオープンし、「ラペルーズ」など5業態を新規に展開した。

仕入原価では、原材料価格を受けメニューやレシピの見直し、漁港からの直送仕入ルート開拓など、原価率低減に取り組んだ。これらの施策で飲食事業売上高は67億8900万円(2.7%増)だが、営業利益は原材料価格や水道光熱費などの高騰、新規出店費用の発生などで営業損失4300万円(前期は営業利益5800万円)となった。

ブライダル事業では、「ルーセントタワーアンドヴィラ」(名古屋市西区)が稼働2年目に入り、営業体制の強化・改善を図った。ブライダル事業売上高は3億6700万円(37.1%減)、営業利益200万円(88.7%減)と減収減益。不動産事業はテナントビルの賃貸収入などで増収増益。不動産事業売上高は1億3200万円(35.5%増)、営業利益5200万円(69.2%増)と部門中最も好業績となった。

通期は売上高94億2600万円(5.3%増)、営業利益6000万円(59.27%減)、経常利益6100万円(74.2%減)、当期利益200万円(98.4%減)と減益が続く見込み。

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