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スーパー大栄/当期損失1億500万円

2009年11月18日 / 決算

スーパー大栄が11月11日に発表した2010年3月期第2四半期決算によると、売上高は143億1200万円(前年同期比2.4%減)、営業利益5500万円(44.6%減)、経常利益3900万円(48.4%減)、当期損失1億500万円(前期は4700万円の当期利益)となった。

第2四半期は、SM事業部で3店舗を改装し既存店舗の活性化を図る一方、競合店進出で売上高が激減した店舗の閉鎖を早期に決断するなど効率経営に努めた。またD&D事業部では苦戦していた大刀洗店を商品の見直しと合わせ、ディスカウントストアとして低価格路線を導入するなど、現在の時流に合致した店舗戦略を採った。

鮮ど市場事業部では、計画通りの店舗展開で業容を拡大し店舗数も10店舗となり、新規店舗、既存店舗とも業績は順調だったが、期間中に鮮ど市場でも売上高のシェアが高い店舗の地域内に、有力ディスカウントストアが出店。

商圏内の数店舗が影響を受けたほか、7月の長雨などで既存店の売上高は減少した。事業部門別の売上高は生鮮食品が78億5300万円(0.1%増)、一般食品51億3400万円(5.2%減)、日用雑貨4億3100万円(7.7%減)、その他7億500万円(6.1%減)。その他の事業の売上高は1億8700万円(4.4%増)だった。

通期は売上高290億円(2.8%減)、営業利益9000万円(71.8%減)、経常利益7000万円(74.5%減)、当期損失7000万円を見込んでいる。

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