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スーパー大栄/当期損失5600万円

2010年02月10日 / 決算

スーパー大栄が2月10日に発表した2010年3月期第3四半期決算によると、売上高は220億6100万円(前年同期比3.3%減)、営業利益1億4200万円(51.5%減)、経常利益1億1700万円(54.6%減)、当期損失5600万円(前期は1億5500万円の当期利益)となった。

小売業の部門別売上高は、生鮮食品が122億3300万円(売上高シェア55.5%、前年同期比1.7%減)、一般食品77億7000万円(35.2%、5.4%減)、日用雑貨6億6200万円(3.0%、6.5%減)、その他11億1000万円(5.0%、4.0%減)。その他の事業は2億8500万円(1.3%、0.3%減)だった。

第3四半期は、SM事業部で3店舗を改装し既存店舗の活性化を図った。競合店の進出で売上高が激減した店舗を閉鎖したほか、D&D事業部は苦戦気味の店舗を商品の見直しと合わせて、ディスカウントストアとして低価格路線を導入するなど時流に合った店舗戦略を採用した。

鮮ど市場事業部は、2009年10月に新店舗をオープンし店舗数は11店舗体制となった。新規店舗と既存店舗とも業績は順調だったが、期間中に鮮ど市場の中でも売上高のシェアが高い店舗の地域内に、地場でも有力なディスカウントストアが出店し、商圏内の数店舗が影響を受けた。夏季の長雨も影響し、既存店の売上高は減少した。

通期は売上高290億円(2.8%減)、営業利益9000万円(71.8%減)、経常利益7000万円(74.5%減)、当期損失7000万円を見込んでいる。

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