ゼビオ／ゴルフ用品など全部門で増収、売上高11.4％増

2009年07月31日／決算

ゼビオが7月31日に発表した2010年3月期第1四半期決算によると、売上高は432億400万円（前年同期比11.4％増）、営業利益38億1600万円（15.2％増）、経常利益41億1500万円（12.7％増）、当期利益24億3800万円（13.0％増）となった。

店舗状況は、スーパースポーツゼビオとゴルフパートナーを3店舗ずつ出店する一方、スーパースポーツゼビオ2店舗を閉店。期末店舗数はヴィクトリア63店舗、ゴルフパートナー直営店74店舗、フェスティバルゴルフ5店舗などグループ合計で290店舗となった。

グループの取組として、ゴルフパートナーの中古クラブ査定システム「バーディーネット」をゼビオ86店舗、ヴィクトリア51店舗に導入。ヴィクトリアゴルフ店内にもゴルフパートナー店舗をインショップとして開店し、新品～中古の品揃えを充実した。

部門別の売上状況は、ゴルフ用品・用具部門が単価下落と買い替えサイクルの長期化などで低調に推移。ウェア、小物などは低年齢層ゴルファーの増加で堅調という。ゴルフ部門売上高はゴルフパートナー、フェスティバルゴルフの連結加入で30.3％増となった。

アスレチックスポーツ、トレーニングウェア部門はトレーニングウェアが競争激化で単価が下落し、販売が苦戦。ランニングシューズ販売は好調で、アスレチック部門の売上高は8.0％増となった。

アウトドア・その他部門は、高速道路通行料値下げによる近場のレジャー人気から、キャンプ用品の需要が堅調だったことなどで売上高2.5％増となった。

通期は売上高1691億900万円（9.7％増）、営業利益115億9800万円（7.6％増）、経常利益127億9200万円（6.8％増）、当期利益76億5400万円（25.4％増）を見込んでいる。

関連記事