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データ・アプリケーション/JEITA共通クライアント1.0に対応したサーバを発売

2009年07月31日 / IT・システム

データ・アプリケーションは7月31日、EDI(電子データ交換)パッケージソフトウェアの最新版を31日に発売すると発表した。

発売するのは、企業内外のシステム、アプリケーションをシームレスに連携するB2Bインテグレーション・サーバ「ACMS E2X 3.4」と企業間のデータ連携をスムーズに行う環境を容易に構築できるB2Bサーバ「ACMS B2B 3.4」の2製品。

電子情報技術産業協会のJEITA/ECALGAで採用されている企業間電子商取引の国際標準、「ebXML MS 3.0」のサーバ機能と石油化学業界の企業間電子商取引の国際標準「Chem eStandards v4.0」を実装しているという。販売価格はACMS E2X 3.4が150万円から、ACMS B2B 3.4が100万円から。

新製品のACMS E2X 3.4とACMS B2B 3.4は、JEITA共通クライアント1.0に対応したサーバ機能を実装。JEITA共通クライアント 1.0の導入企業との電子的取引を可能にする。従来の全銀手順や全銀TCP/IP手順、ebXML MS 2.0を利用したJAITA/ECALGA、RosettaNet、EDIINT AS2など国内外の標準との共存と統合運用も可能で、運用の利便性が向上し大幅なコスト削減につながるという。

両製品とも、CEDIの利用ガイドライン(Usage Guidelines Version 2)を基にChem eStandards v4.0を実装し、化学品取引の注文から支払・請求までのデータ交換を電子化することが可能。

ACMSは、従来のJPCA-BPによる取引も共存させ統合運用できる。CEDIは、ChemeStandardsを利用して石油化学業界以外でも、その上流・下流の企業との取引での利用も目指しており、商社やゴム製品、容器包装材など隣接する業界の各企業でもACMSを利用できるという。

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