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ダイエー/通期、中間期で利益率を当初予測より大幅下方修正

2008年09月16日 / 決算

ダイエーは9月12日、4月11日に発表した業績予測を下方修正した。中間決算では、当初売上高5230億円、営業利益70億円、経常利益40億円、当期利益20億円と見込んでいたが、これを今回営業利益27億円(当初予想より61.4%減)、経常利益13億円(67.5%減)とした。

売上高は修正せず、当期利益は23億円と15%上方修正した。利益率の修正理由は、燃料費や諸物価高騰による消費の冷え込みが影響したためで、営業利益の下方修正は主に衣料品専門店子会社、アミューズメント子会社の売上不振のためとしている。経常利益の修正は、営業外損益を保守的に見積っていたためとしている。当期利益は、マルエツの株式売却益などで3億円の増加を見込む。

通期の業績予測では、4月の時点では売上高1兆500億円、営業利益180億円、経常利益120億円、当期利益40億円と予測していた。これを今回、売上高は変更しないが、営業利益90億円(50.0%減)、経常利益50億円(58.3%減)、当期利益10億円(75.0%減)と大幅に下方修正した。通期業績の修正理由は、上期から事業環境の改善が期待できないこと、経常利益は中間期同様、営業外損益を保守的に見積っているためとしている。

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